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首都圏の分譲マンション賃料、3ヵ月ぶりに上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは15日、2015年5月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンション賃料は、平均で2,656円(前月比2.1%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。都道府県別では、東京都は3,104円(同0.5%下落)と4ヵ月ぶりの下落。平均築年数がやや進んだ埼玉県は1,605円(同1.9%下落)、千葉県も1,498円(同1.6%下落)と、比較的大きな下落となった。一方、神奈川県は2,050円(同0.6%上昇)と、唯一上昇しており、直近では2,000円台半ばの賃料水準を維持している。

 近畿圏は1,822円(同0.1%上昇)、中部圏は1,601円(同0.2%上昇)と、いずれもわずかに上昇した。


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