野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は15日、2015年4月期決算を発表した。
当期(14年11月1日~15年4月30日)は、営業収益130億2,500万円(前期比0.6%減)、営業利益51億5,000万円(同5.3%減)、経常利益36億1,400万円(同8.3%減)、当期純利益36億1,300万円(同8.3%減)。1口当たり分配金は9,699円(同8.4%減)だった。
期中の新規物件取得はなく、期末ポートフォリオは55物件・合計取得価格は約4,144億円。新規テナントの獲得を推進するとともに、賃料水準の改定交渉を行なった結果、契約更新テナントの月額賃料従前対比は改善傾向に。テナント満足度向上にも努め、期末の平均稼働率は97.5%(同0.4ポイント上昇)を維持した。
次期については、営業収益130億3,000万円、営業利益49億900万円、経常利益33億9,800万円、当期純利益33億9,700万円、1口当たり分配金は9,120円を見込む。