(一社)リノベーション住宅推進協議会は18日、第7回定時社員総会を開催。2014年度事業報告および決算報告書の承認などを行なった。
14年度は、国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」への登録。全国各地で登録講習を行ない、約250社の構成員登録を実施した。また、中古住宅流通政策の検討・提言や各エリア・メーカー連携のセミナーの開催、(株)ジャックスとの「リノベーションローンパック」の提携開始などを行なった。第2回となった「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」には、地方企業のエントリーや戸建て案件の出品が増加し、130作品がエントリーした。
同年度末の会員数は548社(前期比143社増)、「適合リノベーション住宅」の適合状況報告書発行数は4,707件(同855件増)。
また、続けて理事会を開催し、役員選任を実施。会長に内山博文氏((株)リビタ常務取締役) 、副会長に大島芳彦氏((株)ブルースタジオ専務取締役)をそれぞれ再任した。
内山氏は会の冒頭、「発足から6年経ち、会員数が500社を超え、会員の所在地がほぼ全国を網羅するまでに成長できた。新築業界はマンション・戸建てともに陰りが見えてきている部分もあり、今後ますますわれわれの業界への注目度が高まるだろう。同時に責任も重くなっており、会として、適合リノベーション住宅制度をはじめ、さまざまなことを整備していかないといけないタイミング」などと挨拶した。