国土交通省は24日、2015年3月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は10年度平均を100として算出している。
同月の住宅総合指数は104.9(前年同月比1.5%増)。住宅地は95.0(同0.6%減)で、うち、戸建住宅は101.1(同1.4%減)。マンションは120.6(同7.5%増)と、25ヵ月連続の上昇となった。
都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合は105.0(同2.5%増)、住宅地は99.7(同1.4%増)で、戸建住宅96.9(同2.8%減)、マンション117.9(同8.8%増)。名古屋圏の住宅総合は97.9(同0.5%減)、住宅地は93.2(同0.5%減)で、戸建住宅94.5(同3.4%減)、マンション118.9(同8.5%増)。京阪神圏の住宅総合は106.1(同0.8%増)、住宅地は94.1(同2.3%減)で、戸建住宅103.9(同 0.3%増)、マンション119.3(同3.8%増)。
東京都の住宅総合は109.6(同4.7%増)、住宅地は103.7(同1.8%増)で、戸建住宅 100.8(同1.2%増)、マンション120.3(同8.9%増)。東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総数は117.3(同0.1%減)、住宅地は101.6(同4.1%減)で、戸建住宅119.4(同2.0%増)、マンション154.3(同0.9%減)。
不動産取引件数は、全国の戸建住宅取引件数が1万6,981件・取引面積は406万1,270平方メートル。マンションは、取引件数1万9,249件・取引面積113万3,302平方メートルだった。