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沖縄のマンション空室を活用した長期滞在サービスの第1弾、7月1日より開始/大京穴吹不動産

 (株)大京穴吹不動産は24日、3月より沖縄にて開始している「大京バケーションレンタル事業」において、1ヵ月以上の長期滞在サービスの提供を開始すると発表した。

 同事業は、マンションの空室を活用した新規ビジネス。マンションの空室状況を解決したいオーナー、またはセカンドハウスの未使用期間が空室状況にあるオーナーと同社がサブリース契約を締結。沖縄での長期滞在希望者に対し、定期建物賃貸借契約を締結した上で、家具・家電・調理器具・駐車場など完備した住戸を賃貸。滞在時の付帯サービスも提供するというもの。

 当初想定していたゴールデンウィークや夏休み等のニーズ以外にも、企業研修時の宿泊利用、プライベート、ビジネスにおいてもニーズがあることから、今回、第1弾として4物件のサービス提供を開始。新たにウェブサイト「大京穴吹不動産のバケーションレンタルサイト」もしくは、かりゆしグループの「暮らす旅ウェブサイト」からの問い合わせも受け付ける。

 ウェブサイトから、期間やエリア、費用等の希望条件を入力して問い合わせると、担当者が滞在可能な部屋を紹介する。

 賃料は、7月1~31日までのキャンペーン期間中に「アルトゥーレ美浜11階」(LDK+S・61.45平方メートル、ベッド数2台)を1ヵ月利用した場合で23万4,900円(水道光熱費、駐車場料金、退去時清掃費用含む)から。また、価格は季節によって変動する。

 今後同社では、東京や大阪、京都など国家戦略特区の指定エリアへ事業展開をする方針。


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