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首都圏居住用賃貸物件、成約件数3ヵ月連続の前年同月割れ/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年5月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、25万419件(前年同月比3.1%減)。1平方メートル当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが2,613円(同1.4%下落)、賃貸アパートが2,161円(同1.0%下落)。1戸当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが平均9万4,100円(同1.4%下落)、賃貸アパートが6万700円(同0.3%下落)となった。

 成約件数は1万8,406件(同2.9%減)で、3ヵ月連続減。地域別では、東京23区が8,263件(同0.3%減)と、4ヵ月ぶりのマイナスに。神奈川県も5,045件(同11.9%減)でマイナス、東京都下1,539件(同5.8%増)、埼玉県1,865件(同0.4%増)、千葉県1,694件(同3.4%増)はプラスとなった。
 
 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,571円(同0.5%下落)で、3ヵ月ぶりのマイナス。賃貸アパートは2,170円(同1.3%上昇)し、再びプラスに転じた。1戸当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが9万400円(同0.3%上昇)と、8ヵ月連続のプラスに。賃貸アパートも6万3,300円(同2.3%上昇)で、3ヵ月連続で上昇した。


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