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中古マンション価格天気図、晴は投資適地に限定/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは29日、2015年5月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 同月の「晴」は10地域(前月10地域)と変わらず、「雨」は5地域(同4地域)に増加した。「小雨」は9地域(同7地域)、「薄日」は12地域(同12地域)となった。「曇」は11地域(同14地域)に減少した。
 前月「曇」だった14地域のうち、「薄日」に改善したのは、岐阜県や広島県など3地域で、7地域は「曇」で変らず、栃木県と四国3県の4地域が「小雨」に悪化。全国の中古価格は下落傾向にあることが分かった。

 前月から天候が改善したのは6地域(同7地域)に減少、横ばいが31地域(同27地域)に増加。悪化は10地域(同13地域)に減少した。
 全国的にみると東京都や大阪府、京都府、愛知県など投資適地は上昇傾向だが、他の地域では下落傾向が強く、インバウンド不動産投資の影響で価格は二極化している。

 天気図の詳細は同社公表資料を参照。


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