NPO法人空家・空地管理センター（埼玉県所沢市、代表理事：上田真一氏）は、北斗ソリューションズ（株）（同）と開発した総合空き家・空き地管理システム「SAKAS（サカス）」を、10月頃から全国の不動産会社に提供する。
「SAKAS」は、空き家管理で課題となる管理戸数の増加、管理業務の効率化を図るため、開発されたシステム。空き家管理の方法やクレーム対応、管理業務の円滑化を実施する、業務支援システムと業務マニュアル、タブレットアプリを開発した。
「SAKAS」の利用会社は、空家・空地管理センターによる導入研修を予定しており、空き家問題や空き家管理に関する基礎知識研修、システム導入、行政との連携など、今後の戦略立案を行なう。導入研修後は、すぐに効率的な空き家管理および空き家活用コンサルティングを始めることができる。
また、空き家の所有者が気軽に相談できる場所として、「空き家相談センター」を東京、大阪、名古屋、福岡、仙台に順次開設する予定。
今後は全国に対応エリアを広げるため、全国で同システムについての説明会を行なっていく。