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日中建協、設立30周年で記念イベント

「日中両国で協力できる課題は多い」と語る会長の樋口氏

 日中建築住宅産業協議会(日中建協)は6月30日、明治記念館(東京都港区)にて設立30周年記念イベントを開催した。同協議会は日本・中国両国の建築・住宅産業の交流を目的に、1985年に設立。これまでに技術研修生の受け入れや人的交流などを行なってきた。

 イベントでは、作家の浅田次郎氏が「近代中国と日本」をテーマに記念講演。浅田氏は「蒼穹の昴」や「中原の虹」といった近代中国を舞台にした自著の取材・執筆を通じた近代中国の動向や中国の国民性などについて語った。

 その後、記念パーティを開催。パーティの冒頭、挨拶した樋口武男会長(大和ハウス工業(株)代表取締役会長)は、「30年間協議会を支えてくれた会員の皆さんに感謝したい。そして、省エネルギーや工業化住宅技術など、両国間で協力できる課題は非常に多い」と述べ、今後も活動を活発に行なっていく考えを明らかにした。


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