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タイ・バンコクでの住宅事業が順調推移/三菱地所レジデンス

「RHYTHM Rangnam(リズムランナム)」完成予想図

 三菱地所レジデンス(株)は8日、タイ・バンコクで地元ディベロッパー・AP社と手掛けた共同事業の第6弾プロジェクトが完売し、第7弾プロジェクトへの参画も決定したことを明らかにした。

 完売したのは「RHYTHM Rangnam(リズムランナム)」(総戸数385戸)で、6月20日の発売から約3週間での短期完売となった。また、同日に発売した第5弾プロジェクト「Life Asoke」(総戸数1,642戸)も約90%が成約しており、順調な販売状況。これまでに参画したプロジェクトの累計契約戸数は約4,300戸となった。

 参画が決定した第7弾プロジェクトは、「(仮称)Life Pinklao」(総戸数773戸)。バンコク中心に流れるチャオプラヤ川の西側に当たるトンブリー地区の中心部で、大規模商業施設や幹線道路、鉄道などの整備により利便性も高まっている。敷地面積7,945平方メートル、専有面積26.0~58.0平方メートル。間取りはSTUDIO~2ベッドルームで、価格は未定。9月に発売を予定している。竣工は2018年1月の予定。

 これらのプロジェクトにより、同社によるバンコクでの事業規模は6,000戸規模にまで拡大。年内にさらに2物件以上の共同事業を計画しており、その後も年間3~5物件、総売上200億バーツ(約710億円)規模の展開を続けていく。


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