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10回目のマスターコンベンション開催。これまでのマスター認定者は6,000人超/ARES

「マスターの皆さまには、厳格な自己規律を持って行動していただくようお願いしたい」と述べる同協会の岩沙弘道会長
「不動産証券化協会フェロー」の授与式の様子
田中直毅氏の講演の様子

 (一社)不動産証券化協会(ARES)は13日、帝国ホテル東京(東京都千代田区)で第10回目のARESマスターコンベンションを開催した。

 主催者を代表して岩沙弘道会長が挨拶に立ち、「平成18年に、不動産証券化に関する専門知識・職業倫理を有する人に『マスター』の称号を与える制度として創設してから、今年で10年目。これまでのマスター認定者は6,000名を突破した。これからも、マスター制度の普及とプレゼンス向上に努めると共に努めていく。そしてマスターの皆さまには、厳格な自己規律を持って行動していただくようお願いしたい」と述べた。

 続いて、「不動産証券化協会フェロー」の授与式を実施。同協会の活動・不動産証券化市場の発展に功績のあった人に対して称号を授与するもので、今年度は野村不動産(株)代表取締役会長の中井 加明三氏、ベーカー&マッケンジー法律事務所パートナー弁護士の角谷仁之氏、不動産証券化協会顧問の巻島一郎氏に授与された。なお、今回の授与により、不動産証券化フェローは36人となった。

 『マスター』養成講座成績優秀者表彰、継続教育ポイント上位者表彰が行なわれた後は、国際公共政策研究センター理事長で、不動産証券化協会フェローの田中直毅氏がステージに立ち、「グローバル経済の行方と日本経済の課題」をテーマに講演を行なった。


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