(株)毎日コムネットは15日、2015年5月期決算説明会を開催した。
当期(14年6月1日~15年5月31日)の連結売上高は121億4,600万円(前期比20.5%増)、営業利益は13億6,900万円(同 34.6%増)、経常利益は12億8,700万円(同29.9%増)、当期純利益は8億1,900万円(同38.7%増)となった。
次期(16年5月期)については、主力の不動産ソリューション事業を中心に事業を展開。「東京大学目白台国際宿舎(仮称)整備運営事業」(17年完成予定)の開発を進める。また、首都圏以外での物件開発である「九州大学前学生寮」(15年竣工。満室で稼働中)に続き、広島や京都での開発も視野に入れている。
学生ソリューション事業では、3月に連結子会社化したワークス・ジャパン(株)の人材ソリューション事業を第3の柱とすべく成長させていくと共に、新規事業であるエネルギーマネジメント部門の大規模太陽光発電所5ヵ所も通年稼働となる予定。
次期(15年6月1日~16年5月31日)の連結業績予想は売上高133億5,000万円(前期比9.9%増)、営業利益13億9,000万円(同1.5%増)、経常利益13億円(同1.0%増)、当期純利益8億4,000万円(同2.5%増)と増収増益を見込み、経常利益を13億円台にのせる計画とした。
説明会で挨拶した同社代表取締役社長の伊藤 守氏は、「今後も不動産デベロップメント部門をより積極的に展開し、18年5月期には経常利益15億円を目指す。コンスタントに利益を生み出す体制を早期に構築していく」と話した。