星野リゾートグループは28日、ANAクラウンプラザホテル4施設の取得を発表した。
今回取得するのは「ANAクラウンプラザホテル金沢」（石川県金沢市、249室）、「ANAクラウンプラザホテル富山」（富山県富山市、251室）、「ANAクラウンプラザホテル広島」（広島市中区、409室）、「ANAクラウンプラザホテル福岡」（福岡市博多区、320室）で、いずれも不動産の所有権および経営を行なう法人の株式を、アメリカ系ファンドの子会社より取得する。
同社は、リゾート滞在需要には「星のや」「リゾナーレ」ブランドで、温泉保養需要には「界」ブランドで、サービスを提供してきた。今回、都市観光需要に対応する商品・サービスを提供していくことを目的に、4施設の経営参画を決めた。
4施設については、施設を所有・経営する法人を既存のまま引き継ぐ予定で、ホテル改装を含む追加投資、サービス変更などの計画はない、としている。