パナホーム(株)は28日、2016年3月期第1四半期の決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)は、連結売上高643億5,100万円(前年同期比7.3%減)、営業損失16億5,400万円(前年同期:営業利益1億7,800万円)、経常損失19億700万円(同:経常損失1,600万円)、当期純損失14億5,400万円(同:当期純損失2億6,700万円)。
戸建住宅では、一次エネルギー収支ゼロ(ZEH)を超えるエコ性能「ゼロエコ」を推進。3~7階建ての多層階住宅では、店舗や事務所などのテナント用途に適した間取りや天井高を実現する「VieunoPRO(ビューノ・プロ)」を4月に発売し、6階建てモデルハウスを新宿展示場内にオープンした。
分譲土地・建物では、「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」(神奈川県藤沢市)をフラッグシップに、快適性、地域特性、環境に配慮したまちづくりを推進。マンションでは、3月下旬に販売を開始したスマートマンション「パークナード目黒カレン」(東京都目黒区、総戸数121戸)が好調に推移、7月に完売となった。
なお通期については、連結売上高3,450億円、営業利益171億円、経常利益172億円、当期純利益103億円を見込む。