ダイビル(株)は29日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)は、連結売上高90億1,400万円(前年同期比0.9%増)、営業利益23億1,200万円(同17.6%減)、経常利益21億6,300万円(同18.0%減)、当期純利益14億1,000万円(同58.4%増)であった。
主力の土地建物賃貸事業では、既存ビルの一部で主要テナントの退室等に伴い減収となったものの、「コーナーストーン・ビルディング」「新ダイビル」の通期稼働が寄与し売上高は69億2,100万円(同1.8%増)を計上。「新ダイビル」の減価償却費が増加したこと等により、営業利益は23億8,200万円(同18.4%減)にとどまった。
ビル管理事業では、既存受託契約の一部における解約等が影響し、売上高は25億4,200万円(同0.8%減)。営業利益は1億8,000万円(同1.6%増)であった。
通期では、売上高375億円、営業利益87億円、経常利益75億円、当期純利益50億円を見込む。