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投資用不動産、全物件種別で表面利回り低下/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは5日、2015年7月期「投資用不動産の市場動向調査」結果を発表した。7月1~31日に同社が運営する不動産投資サイト「楽待」に新規掲載・問い合わせのあった物件が調査対象。

 投資用1棟アパートは、新規登録物件の表面利回りが9.61%(前月比0.08ポイント低下)、問い合わせ物件の利回りも11.46%(同0.19ポイント低下)と、ともに下落。物件価格については、新規掲載が6,524万円(同112万円増)、問い合わせ物件は5,586万円(同119万円増)と上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規登録物件の表面利回りが8.09%(同0.15ポイント低下)、問い合わせ物件が9.82%(同0.42ポイント低下)と下落。物件価格は、新規掲載が2億778万円(同253万円増)、問い合わせ物件は1億8,558万円(同2,004万円増)と増加した。

 投資用区分マンションは、新規登録物件の表面利回りが8.62%(同0.01ポイント低下)、問い合わせ物件は10.49%(同0.10ポイント低下)と下落。物件価格については、新規掲載が1,371万円(同112万円減)、問い合わせは1,101万円(同34万円増)となった。


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