ミサワホーム(株)と飛島建設(株)は6日、ミサワホーム企画の大型分譲プロジェクト「(仮称)アルビオコート検見川浜」(千葉市美浜区、全97区画)で、環境に配慮した液状化対策に着手すると発表した。
同分譲地は、「建物被害予測(液状化)マップ」において、液状化による建物の被害が少ない(4ランク中2番目)と想定されているエリアに位置。震災時の地盤液状化リスクを軽減するために、丸太を地中に打設する「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法」を採用した地盤補強工事を行なう。
同工法は、炭素を地中に貯蔵する液状化対策技術。樹木は大気中のCO2を吸収固定するため、丸太を地盤中に打設することでCO2を長期間貯蔵することが可能に。この貯蔵炭素量(二酸化炭素換算値)が、工事によって排出される二酸化炭素量より多くなるため、工事をすることで地球温暖化の緩和策となる。