三菱地所レジデンス（株）は、9月から同社が分譲・管理する住まいの契約者ならびに入居者を対象とした会員組織「三菱地所のレジデンスクラブ」の対象に賃貸マンションの入居者も追加すると発表。サービス内容のリニューアルも実施した。
三菱地所レジデンスクラブは、2011年10月に発足。同社グループが分譲・管理する住まいの契約者・入居者を対象とした会員組織で、会報誌の発行やWEBサイトでの情報発信などのほか、宿泊施設の優待プランやアウトレットモールの割引クーポンといった同社グループ各社の優待サービスなどを受けることができる。
発足当時は分譲マンションのみが対象であったが、その後戸建住宅「ザ・パークハウス ステージ」も対象となり、現在会員数は約21万世帯。今回賃貸マンション「パークハビオ」および「ザ・パークハビオ」の居住者を対象とすることで、総会員数は約3,400人増加する見込み。
サービス内容のリニューアルでは、各提携企業のクーポンシートを利用できるサービスの提携企業を拡充。提携企業数は54社となった。
また、これまで各提携サービスを利用する際に必要だったカード型の会員証をWEB上で表示できる仕組みに変更。利用しやすさを向上させたほか、会員の居住エリア・居住年数に応じた最適なコンテンツを表示できるよう、WEBサイトをパーソナライズ化した。
同社は、顧客のライフステージに応じて住まいのサービスを提供するバリューチェーンの拡大・強化を図っていく考え。