(株)LIXILグループは7日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)は、連結売上高4,006億3,000万円(前年同期比5.0%増)、営業利益63億4,900万円(同31.6%増)、経常利益53億6,000万円(同18.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失329億1,500万円(前年同期:四半期純利益4,100万円)であった。
アメリカでの景気回復を背景に、海外売り上げが増加。増収を確保できたものの、四半期純利益については、海外関係会社の投資関連損失を計上したため、329億1,500万円の損失となった。
セグメント別に見ると、ハウジングテクノロジー事業は、住宅着工が低調に推移したため売上高は1,392億8,200万円(同3.9%減)と伸び悩んだが、諸経費の削減に努め、営業利益は89億6,300万円(同13.0%増)に。
住宅・サービス時宜洋は、受注促進や販売活動強化に注力。売上高147億5,700万円(同4.8%増)、営業利益11億9,500万円(同10.6%増)となった。
通期については、売上高1兆8,700億円、営業利益520億円、経常利益520億円、親会社株主に帰属する純利益30億円を見込んでいる。