国土交通省は10日、2015年6月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
6月の受注高は7兆3,367億円(前年同月比10.5%増)と9ヵ月連続で増加した。うち元請受注高は5兆1,034億円(同8.1%増)、下請受注高は2兆2,333億円(同16.7%増)だった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆5,398億円で(同8.1%減)、民間等からの受注高は3兆5,636億円(同16.9%増)。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は1兆5,503億円(同4.2%減)。うち「国の機関」からは4,629億円(同8.2%減)、「地方の機関」からは1兆874億円(同2.4%減)だった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は8,167億円(同19.2%増)。土木工事および機械装置等工事の受注工事額は4,989億円(同20.5%増)。