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仙台のマルチテナントビルを取得/JRE

「AER(アエル)」外観

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は11日、仙台市青葉区のマルチテナントビル「AER(アエル)」の取得を発表した。

 「仙台」駅にペデストリアンデッキで直結する1998年築のビル。鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造地上31階地下3階建て。取得するのは建物の区分所有権の共有持ち分(55.35443%)と土地の所有権(共有持ち分)。取得価格は186億4,000万円で、取得先はSCG16特定目的会社。

 各種イベントが開催される多目的ホール等を備えた市民施設「仙台市情報・産業プラザ ネ!ットU」、さまざまな専門店が軒を連ねる商業ゾーンを備えた大規模複合ビルであること、貸付床面積約300坪のオフィスゾーンの基準階は、小割対応も可能であること、その他BCP対応等により高い競争力を有していることなどから、取得を決定した。

 取得予定日は9月1日で、取得予定日時点の入居率は97.3%。
 
 今回の取得で、ポートフォリオは70件、取得価格合計9,277億7,800万円となる。


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