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戸建事業で供給過剰の影響により利益率低下、減収減益/THEグローバル社15年6月期決算

 (株)THEグロバール社はこのほど、2015年6月期決算を発表した。

 当期(14年7月1日~15年6月30日)は、連結売上高274億7,800万円(前期比26.7%減)、営業利益10億8,100万円(同54.8%減)、経常利益8億4,500万円(同53.3%減)、当期純利益3億900万円(同70.3%減)。

  マンション事業では、「ウィルローズ上北沢」、「ウィルローズ東京八丁堀」等、合計274戸を引き渡した。その結果、セグメント売上高138億2,300万円(同36.5%減)、営業利益15億3,700万円(同35.1%減)となった。
 戸建事業では、「キャスティア世田谷・喜多見プロジェクト」、「文京・千石プロジェクト」等、合計355戸を引き渡したが、一部地域における供給過剰の影響を受け、期中に利益率低下と完成済販売在庫の増加がみられた。その結果、セグメント売上高は127億4,500万円(同13.5%減)、営業損失6,300万円(前年同期:営業利益5億800万円)となった。

 次期は281億4,900万円、営業利益13億6,000万円、経常利益11億6,300万円、親会社株主に帰属する当期純利益7億300万円を見込む。


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