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福岡市内で創業する企業や事業主を支援するサービス開始/三好不動産

 (株)三好不動産はこのほど、ベンチャー企業や福岡市内で創業する企業や事業主を支援するサービス「とっくに保証くん」を開始した。

 同サービスは、(株)日本商業不動産保証(東京都港区、代表取締役社長:豊岡順也氏)と展開する「テナント向け保証サービス」を発展させたもの。福岡市では、事務所や店舗等の賃貸借契約時に、借り主は最大賃料の8~10ヵ月分を保証金(敷金)として預ける慣例がある。これを賃貸住宅並みの2~3ヵ月分に抑えることで、創業を支援するというもの。

 対象は創業5年以内で、福岡市内で事務所等を借りる事業者。同社から物件提供を打診し、企業育成に賛同を得て、同社と管理契約を結んだオーナーの物件(10~20坪前後)から選択してもらう。借り主は事前に日本商業不動産保証の審査を受け、賃料の2~3ヵ月を保証金としてオーナーに、保証額の10%を年間手数料として日本商業不動産保証に支払う。保証人は必要なし。日本商業不動産保証は、オーナーに対し従来設定された保証金の金額から、2~3ヵ月分を除いた金額分について保証を行なう。

 今後は、福岡市の「グローバル創業・雇用創出特区」推進事業の事例の一つとして福岡市と連携していく方針。


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