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FC新規加盟契約77件。営利122%増に/ハウスドゥ15年6月期決算

 (株)ハウスドゥは14日、2015年6月期決算を発表した。

 当期(14年7月1日~15年6月30日)は、連結売上高145億7,300万円(前期比9.5%増)、営業利益6億1,700万円(同122.8%増)、経常利益5億1,300万円(同150.6%増)、当期純利益3億5,300万円(同127.0%増)。

 フランチャイズ事業については、東証マザーズ上場などの信用力向上などにより新規加盟契約が77件となった。新規開店は60店舗、累計開店店舗数は265店舗となった。セグメント売上高は13億8,500万円(同22.1%増)、セグメント利益は8億4,900万円(同31.1%増)となった。

 不動産事業は、不動産売買事業での堅調な実需の動きなどに支えられたほか、直営店エリアに仕入れ担当を増員したことも奏功して増収。セグメント売上高73億7,100万円(同24.2%増)、セグメント利益4億8,200万円(同35.7%減)となった。

 住宅流通事業については、直営店への集客策が実を結び、取引件数が前期比8%増。リフォームにおいても、イベント集客などを積極化したことで、受注・完工件数ともに前期を上回った。これらで新築戸建事業の不調をカバーし、セグメント売上高57億6,800万円(同6.3%減)、セグメント利益3億9,000万円(同197.1%増)だった。

 なお16年6月期の業績については連結売上高163億5,500万円、営業利益9億2,400万円、経常利益8億400万円、親会社株主に帰属する当期純利益5億2,300万円を見込む。


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