アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント(株)は19日、2014年から実施している早稲田大学理工学術院との共同研究を、本年度も継続すると発表した。
ADRは、保有する住宅(15年7月末現在249物件)の長寿命化が資産価値および競争力の維持向上、地球環境のサステナビリティを向上させると考え、同大学との共同研究をスタート。昨年は、保有物件の修繕工事やリノベーションなどの付加価値工事の実績データを収集し、賃貸収益に与える影響を研究した。
今年度は、個別物件の基礎的条件(立地エリア、築年数等)と賃料の関係性を分析するとともに、物件ごとの設備状況、ペットの可否等の賃貸条件、リノベーションの有無等を分析研究する予定。