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タイで日本人向け第1号賃貸住宅を開発/東急電鉄

「ハーモニック レジデンス シラチャ」外観

 東京急行電鉄(株)は14日、タイ王国で日本人向け賃貸住宅第1号物件「ハーモニック レジデンス シラチャ」(チョンブリ県シラチャ郡、総戸数180戸)のショールームをオープン、予約受付を開始した。

 同社は2014年10月、タイ大手財閥系企業サハグループと合弁会社「サハ東急コーポレーション」を設立し、シラチャ郡における日本人向け賃貸住宅事業を推進してきた。シラチャは、バンコク中心部から南東約100kmに位置。近年、日本をはじめとする外資系企業の工場進出が進んでおり、日本人駐在員が年々増加している。

 同物件は、日本人駐在員をメインターゲットにした賃貸住宅で、軽量鉄骨造2階建て(メゾネットタイプ)。24時間セキュリティによる安全性の確保、入居者の各種ニーズに応えるフロントサービスを持つクラブハウスの設置、歩車分離の徹底、緑豊かな遊歩道の整備などを特徴とする。
 住戸は、2LDK(122平方メートル)と3LDK(122~139平方メートル)を用意し、価格も周辺相場と同水準の5万9,400(約20万8,000円)~7万7,500バーツ(約27万2,000円)に設定している。

 入居は15年12月~16年9月まで3期に分けて順次開始する予定。


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