東急リバブル(株)は、1棟リノベーションマンション「ルジェンテ・リベル志木」(埼玉県朝霞市、総戸数99戸)の建物内モデルルームを、9月5日オープンする。
同物件は、東武東上線「志木」駅徒歩8分に立地する企業社宅兼賃貸住宅を同社が取得し、リノベーションし分譲するもの。
建物は、地上9階建てと10階建ての2棟。ダークブラウンの外壁は、白とグレーを基調に再塗装。共用部については、エントランスにオートロックを新設。立体駐車場を平置き駐車場に改修し歩道状空地を設置、植栽も増やす。玄関扉を交換するほか、各戸のサッシをLow-E複層ガラス仕様に交換する。サッシの全交換は同社の1棟リノベーションでは初。
一方住戸は、専有面積77平方メートルの2LDK+Sが中心。改修では間取りは変更せず、水回りを中心とした設備の全交換、フローリングへの換装、二重床の採用、クロス張り替え、TVモニター付きインターフォンなどの設置。新築マンション並みに内装を一新する。一方、メニュープランとして、子育て世帯向けのプランと、内装をビンテージカラーでまとめたプランを用意。子育て世帯向けプランでは、LDに子供のスタディスペースを設置するほか、大型のファミリークローク、ベビーカーが収納できる玄関の大型シューズインクロークなどを用意。ミキハウス子育て総研の認定も取得している。
同物件は現在、賃貸住宅として56世帯が居住中で、退去済みの43戸から順次改修し、販売を行なっていく。9月5日から販売開始するのは5戸。販売価格は、3,590万~4,390万円。