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武蔵小金井駅前の再開発事業に参画。高層ツインタワーマンションを建設/野村不動産

「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」イメージ

 野村不動産(株)は21日、「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」に参加組合員として参画すると発表した。
 
 同地区は、小金井市の総合拠点である「武蔵小金井」駅前にふさわしい土地利用のため、1970年頃からまちづくり組織活動が行なわれてきたエリアで、2012年3月には第1地区の再開発が完了。同地区と連続した一体的なまちづくりを目指す第2地区では、12年4月に市街地再開発準備組合を設立し、14年8月の計画決定を経て、この度、組合の設立が認可された。

 同計画では、地域に開かれた公共空地・空間の整備とともに、地区全体の回遊性やにぎわいの創出、住環境や地域の防災性の向上を図り、土地の高度利用により住宅、商業施設機能を備えた複合市街地への更新を図る。同社は高層ツインタワーマンション(総戸数約690戸)を建設し、1~4階には生活利便機能を揃えた地域密着型の商業施設を整備する。

 計画地区は、JR中央線「武蔵小金井」駅徒歩3分。施工地区面積は約1.8ha、敷地面積約1万4,200平方メートル、延床面積約11万平方メートル。
 建設するマンションは、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上27階地下3階塔屋1階で、住宅と店舗、子育て支援施設などで構成される。

 17年1月に施設建築物工事に着手、18年春にはマンション販売予定。20年春には商業施設がオープンする予定。


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