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米・シカゴで31階建て賃貸マンション開発/大和ハウス工業

「シカゴ・ノースクラーク・プロジェクト」の外観完成予想図

 大和ハウス工業(株)は25日、米国・イリノイ州シカゴで手掛ける高層賃貸住宅事業「シカゴ・ノースクラーク・プロジェクト」(総戸数373戸)の概要を発表した。

 アメリカの大手不動産会社であるリンカーン・プロパティ・カンパニーとの共同プロジェクト第3弾。開発地は、地下鉄レッドライン「シカゴ」駅徒歩3分に位置。建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造地上31階建て・高さ約100mという、同社初の米国での高層賃貸住宅となる。

 住戸は、専有54~297平方メートル、平均専有面積79平方メートル。間取りはスタジオタイプ~3ベッドルームタイプまで幅広く用意する。2015年7月31日に着工し、竣工は17年7月の予定。賃料は21万~115万円台。

 1階部分にビジネスセンターやフリードリンクなどを楽しめる入居者専用のクラブラウンジやドッグランといった共用施設を配置。屋上にはプールやフィットネスクラブ等も完備する。

 同社は、現地法人であるダイワハウステキサスを通じ、16年度までに1,500億円の賃貸用不動産を仕入れ・開発。20年度までに米国で売上高500億円を目指している。


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