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投資用1棟マンションの利回り過去最低の7%台に/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは2日、2015年8月期「投資用不動産の市場動向調査」結果を発表した。8月1~31日の期間、同社が運営する不動産投資サイト「楽待」に新規掲載・問い合わせのあった物件が調査対象。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが9.44%(前月比0.17ポイント低下)、問い合わせ物件の利回りも11.37%(同0.09ポイント低下)と、ともに下落。物件価格については、新規掲載物件が6,667万円(同143万円増)、問い合わせ物件が5,593万円(同7万円増)と上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが7.94%(同0.15ポイント低下)と、過去最低の7%台に。問い合わせ物件も9.61%(同0.21ポイント低下)と下落した。物件価格は、新規掲載物件が2億1,674万円(同896万円増)、問い合わせ物件が1億9,460万円(同902万円)と上昇。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.36%(同0.26ポイント低下)、問い合わせ物件が10.03%(0.46ポイント低下)と、ともに下落。物件価格については、新規掲載物件が1,388万円(同17万円増)、問い合わせ物件が1,184万円(同83万円増)と上昇した。


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