不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

グレードAオフィスの空室率、大阪・名古屋で改善/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は8日、2015年8月時点の「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報」を発表した。「グレードAオフィス」は、オフィス集積度の高い地域の基準階面積350坪以上(東京500坪以上)、賃室総面積6,500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のビル。

 東京23区のオールグレードオフィスの空室率は3.5%(前月比0.1ポイント低下)。東京全エリアのグレードAオフィスは4.5%(同0.1ポイント上昇)となった。グレードAオフィスの想定成約賃料は3万3,750円(同0.3%上昇)。

 大阪市の空室率ははオールグレードが6.0%(同0.2ポイント上昇)、グレードAが6.0%(同0.2ポイント低下)。グレードAの想定成約賃料は1万9,800円(同変動なし)。

 名古屋市の空室率はオールグレードが4.5%(同0.1ポイント低下)、グレードAが1.8%(同0.1ポイント低下)。グレードAの想定成約賃料は2万1,350円(同0.5ポイント上昇)となった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら