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大阪でサ高住を自社所有展開。3年で15棟取得/フジ住宅

 フジ住宅(株)は8日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の自社所有展開を開始すると発表した。

 これまで土地有効活用事業において土地所有者に対し、サ高住の建築提案を行ない、物件の完成引き渡し後における一括借り上げによる事業を展開してきた。近年の高齢化社会への急速な移行により、高齢者向けの介護福祉事業が年々拡大していることから、ストック型ビジネスによる収益基盤の強化を図るため、サ高住を自社所有形態で展開していく。今後3年間で15棟のサ高住を取得する計画。

 事業会社は同社100%出資の連結子会社・フジ・アメニティサービス(株)。事業用地を新規に取得した上で、サ高住を建築し賃貸事業を行なう。なお、生活支援サービス等の提供については、従来と同様に地域に密着した信頼のおける提携事業者が担当する。エリアは大阪府下およびその周辺地域。土地面積が200~400坪、木造2~3階建て、30~50室の規模を予定。


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