東京急行電鉄(株)は30日、東横線「都立大学」駅高架下に7店舗の商業施設をオープンする。
同社は、新プロジェクト「いい街 いい電車 プロジェクト」をスタート。その重点施策の一つとして、東急線駅構内・高架下・駅ビルの店舗開発およびリニューアルを積極的に展開していく。今回の施設は、その第1弾となる。
コンセプトは「ToritsuNade(トリツナード)~都立大の良さをつなぐ、歩いてみたくなる高架下施設~」。同地で営業していた「(旧)トリツフードセンター」の賑わいや、周辺に位置する自然豊かな散歩道等の流れを受け、「街」と「人」をつなぐ散歩道(プロムナード)を目指す。
テナントには、都内初出店となる「倉敷珈琲店」等の飲食店の他、洋服リフォーム店やトリミングサロン等もオープン。また、同施設の屋上階には、自転車112台の収容が可能な「東急都立大学駅(西)駐輪場」も整備する。
同社は、今秋以降、「武蔵小杉」駅や「祐天寺」駅等の駅構内・高架下・駅ビルにおいても、商業施設の新規開業・リニューアルを予定している。