不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

マンション賃料インデックス、大阪市のファミリータイプが大幅上昇/アットホーム、三井住友トラスト基礎研究所

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は24日、2015年第2四半期マンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国12エリアの賃貸を対象として、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準点とし、価格変化を指数化している。

 今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では、東京23区102.17(前期比0.36ポイント増)、東京都下96.07(同1.37ポイント減)、横浜・川崎市99.91(同0.22ポイント減)、埼玉東南部98.69(同0.01ポイント増)、千葉西部97.25(同0.94ポイント増加)。千葉西部に伸びがみられたが、それ以外の地域はおおむね横ばいもしくは減少傾向となった。

 地方都市では、札幌市105.50(同0.49ポイント増)、仙台市118.77(同0.62ポイント減)、名古屋市93.43(同0.71ポイント増)、京都市107.04(同0.56ポイント減)、大阪市107.53(同2.64ポイント増)、大阪広域100.87(同2.40ポイント増)、福岡市102.35(同0.35ポイント増)であった。

 物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上~30平方メートル未満)が100.70(同0.93ポイント増)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上~60平方メートル未満)が101.98(同0.31ポイント上昇)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が97.66(同0.38ポイント減)とおおむね横ばい。
 地方都市では、大阪市がシングルタイプ108.95(同1.02ポイント増)、コンパクトタイプ106.76(同1.93ポイント増)、ファミリータイプ106.70(同5.26ポイント増)と上昇傾向に。特にファイリータイプが大幅な伸びを見せた。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら