(一社)日本住宅協会は、平成27年度国際居住記念事業「国際居住念記念賞」の公募を開始した。
同協会では、国連が1987年に定めた国際居住年を契機とし、88年に「国際居住年記念基金」を設立。「国際居住年記念賞」をはじめとする各種の国際交流事業を実施してきた。
「国際居住記念賞」は、主として開発途上国等における居住環境問題の改善に貢献した団体の功績を顕彰し、今後の活動を奨励する目的で実施している。 受賞者の対象となるのは、多年に渡り、主として開発途上国において地域住民と協働し、指導的立場で草の根レベルでの居住環境改善に向けた国際協力活動を展開している日本国内のNGO等の団体。
居住環境の改善に向けた活動内容や団体のこれまでの取り組み、活動国・地域を基準に同協会内に設置された「国際居住年記念事業運営委員会」が選考を行ない、国際協力活動を10年以上継続している原則1団体に「記念賞」を授与する。また、国際協力活動を5年以上10年未満継続し、国際居住年記念事業運営委員会が今後の活動に期待できるものと認めた場合には、「奨励賞」を授与することがある。賞金は「記念賞」が300万円、「奨励賞」が100万円。
公募期間は2015年10月1日から11月30日(午後5時必着)。選考結果は、応募者全員に知らせる。また、受賞者については同協会発行の機関誌「住宅」およびWeb上で活動概要等を掲載する。
詳細についてはホームページを参照。