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8月の住宅着工、6ヵ月連続増加/国交省調査

 国土交通省は30日、2015年8月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は8万255戸(前年同月比8.8%増)で、6ヵ月連続の増加。消費増税に伴う反動減の影響が薄れ、持ち直してきている。また、反動減の影響が大きかった持家については、4ヵ月連続増となり、経済対策の効果が表れている様子がうかがえる。季節調整済年率換算では93万1,000戸(前月比1.8%増)となった。

 利用関係別では持家が2万5,245戸(前年同月比4.1%増)となり、4ヵ月連続の増加。貸家は3万3,470戸(同17.7%増)で、こちらも4ヵ月連続の増加となった。分譲住宅は2万1,212戸(同2.6%増)。マンションは1万189戸で、前年同月に比べて微増、一戸建住宅は1万768戸(同4.6%増)となり、16ヵ月ぶりに増加した。


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