ケネディクス・レジデンシャル投資法人(KDR)および同投資法人が資産の運用を委託するケネディクス不動産投資顧問(株)は9月30日、同投資法人の保有物件で採用されている東洋ゴム工業(株)製の免震材料に対して、同社グループと、損害・損失、費用等の補償の一部に関し、合意に至ったため、合意書を締結した。
今年4月に同投資法人の保有物件のうち1物件の免震材料の一部に、建築基準法第37条第2号の国土交通大臣認定の性能評価基準に適合しない製品が存在することが判明。東洋ゴム工業および東洋ゴム化工品(株)と補償に関する交渉を行なってきた。
補償内容等の詳細については非開示。
なお、対象ゴムの交換工事等については、引き続き東洋ゴムらと協議を実施し、同社負担での交換工事の実施等を含め、適切な対処を求めていく方針。