国土交通省は2日、都市再生特別措置法に基づき、南海電気鉄道(株)が申請した「(仮称)新南海会館ビル建設工事」(大阪市中央区)を、民間都市再生事業計画に認定したと発表した。
同計画は、大阪第2のターミナルであるなんば地区に立地。敷地面積3万4,252.02平方メートル、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造地上31階地下2階塔屋2階建て。オフィスや商業施設が入居する建物と、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地上4階地下1階建てで駐車場や店舗が入居する建物を建築する。同ビルの建て替えにより、ビジネス、文化・情報発信といった都市機能の強化とともに広域回遊・交通結節機能の強化を図っていく。またターミナル周辺環境の整備を行ない、周辺エリアへの波及効果を生み出し、なんば地区全体の活性化を図る方針。
竣工は2018年9月30日の予定。