(株)レオパレス21は6日、東南アジアにおけるサービスアパートメント運営事業への参入第1号として、タイ・シラチャー郡で「STELLAR Residence(ステラーレジデンス)」(総戸数72室)の運営を開始した。
竣工は2012年5月で地上8階建て。間取りはスタジオタイプ(21部屋)、1ベッドルーム(44部屋)、2ベッドルーム(7部屋)。施設内にはレセプション、プール、ジャグジー、ジム、サウナ等を備える。
シラチャー郡はバンコクから約120Km、周辺には大小の工業団地が密集しており、多くの日系企業駐在員が居住するエリア。同社は「STELLAR Residence」の運営開始に伴い、海外14拠点目となるシラチャー支店を開設し、同地区での日系企業向けのオフィス・住宅の現地賃貸物件の紹介事業を開始する。
なお、同社は海外への事業展開に注力しており、13年12月に営業を開始したタイ、ベトナム現地法人を皮切りにカンボジア、ミャンマー、フィリピンに進出。従来の中国、韓国の拠点と合わせて海外13拠点で、日系企業向けにオフィス・住宅の現地賃貸物件を紹介するなどの事業を展開している。現在、15年4月よりカンボジアでもサービスアパートメントを建設しており、17年に運用を開始する予定。