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機械学習技術を応用した不動産価格推定エンジンを開発/ソニー

 ソニー(株)とソニー不動産(株)は8日、独自の機械学習技術を応用した「不動産価格推定エンジン」を開発したと発表した。

 人が持つ学習能力をコンピュータで実現しようというシステムを核に、ソニー不動産が持つ不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を導入し、共同開発したもの。さまざまな不動産関連情報を基に、独自のアルゴリズムに基づいて膨大な量のデータを解析し、不動産売買における成約価格を統計的に確定。1都3県のすべての中古マンションの推定成約価格を算出することができ、最新データを日々自動で学習するという。

 ソニー不動産では、不動産売却を検討中の顧客が売却価格を検討する際や、購入検討者が成約価格を把握することができるよう、売却・購入コンサルティングサービスを利用してる顧客に対し、同エンジンで算出される推定成約価格を提供していく考え。


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