アパグループは15日、「アパホテル<飯田橋駅前>」(東京都千代田区、客室数163室)を起工した。同社の中期5ヵ年計画「SUMMIT5-II」始動以降3棟目、千代田区では6棟目の着工となる。
同物件は、JR「飯田橋」駅徒歩3分に位置。敷地面積339.94平方メートル、延床面積2,501.34平方メートル、鉄骨造地上14階建て。客室数はシングルメインの163室。
全館LED照明を採用するなど、地球環境に配慮。全客室に、通常の浴槽より約20%の節水が可能な卵形浴槽、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワー、オリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」などを導入。50型以上の大型テレビを標準設置し、BBCワールドニュースを無料で放映する。ロビーと全客室に無料WiFi接続サービスを完備する。
同日開催した記者会見で、同グループ代表の元谷 外志雄氏は「このホテルは『飯田橋』駅のみならず『水道橋』駅と『九段下』駅も徒歩圏内で観光客、ビジネスマンにとっても利用のいい立地。月間稼働率100%を見込める。今後は、中~大規模のホテルを作っていき、日本発のホテル文化を海外に向け発信していきたい」などと抱負を述べた。
開業は2017年3月の予定。