旭化成(株)は22日、旭化成建材(株)の杭施工不良問題について、外部調査委員会を設置した。
同社では、問題となっている横浜市の分譲マンションにおける施工の不具合および施工報告書の施工データの転用・加筆・改変について、社内の対策本部と調査委員会で原因究明と再発防止策の検討を進めている。
外部調査委員会は、同社と利害関係のない弁護士で構成。社内調査の検証や事実関係の調査などへの提言、過去10年間の杭工事施工実績(3,040件)の調査方法等への指導および助言を行なっていく。委員長は、弁護士の鈴木和宏氏(元福岡高等検察庁検事長)。