東京都は23日、「官民連携福祉貢献インフラファンド」のファンドマネジャーを決定した。
都が進める「東京都長期ビジョン」の都市戦略・政策指針に関する事業。都内における子育て支援施設や高齢者向け施設を含む福祉貢献型建物の整備促進、福祉関連分野における新たな資金循環システムの構築などを目的としたもの。5月より同ファンドの運用を行なうファンドマネジャーを募集してきた。
4社から応募があり、AIPヘルスケアジャパン(合)(都の出資規模:25億円)、スターツアセットマネジメント(株)(同:12億5,000万円)、スパークス・アセット・トラスト&マネジメント(株)(同:12億5,000万円)の3社が選定された。実現可能性があるプロジェクトの事業規模を勘案し、各社への都の出資規模を決定している。
2016年2月までに各ファンドマネジャーにつき1ファンド組成される予定。