三菱地所(株)は27日、開発中の大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」(東京都千代田区)で、グローバル成長企業向けのビジネス支援施設「グローバルビジネスハブ東京」を開設すると発表した。
同社は、大手町連鎖事業の展開により、国際ビジネス拠点に資する機能として、1次事業では国際交流拠点を、2次事業では国際医療サービス・金融教育交流センターを整備。今回、3次事業として海外企業等を誘致し新たなビジネス創出支援を行なう拠点を整備する。運営は、同社を中心に成長企業の誘致・発掘等を目的に設立された「(一社)グローバルビジネスハブ東京」。
同施設は、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」3階フロア全体、約2,726平方メートルを利用。2~20名用の家具付小割オフィス全50区画、最大200名規模でセミナーや新製品発表会などに活用できるイベントスペース、会議室全14室のほか、フリードリンクが利用できるテラスや共用ラウンジ等を備える。
また、入居企業に対して専門家の紹介やイベント等でのビジネスマッチング、丸の内を拠点としたビジネスネットワークとの交流機会も提供する。開業予定は、2016年7月。