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売り上げ・店舗数とも過去最高を達成/C21・ジャパン16年3月期第2四半期決算

 (株)センチュリー21・ジャパンはこのほど、2016年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~9月30日)の営業収益は18億1,800万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は5億7,400万円(同7.6%増)、経常利益は6億1,100万円(同8.0%増)、当期純利益は3億9,400万円(同11.6%増)。店舗数も887店舗(同6店舗増)と、売上高、純利益、店舗数ともに過去最高を達成した。

 当期は、一層の認知度向上のほか、各地での加盟セミナー開催等に注力。主力のサービスフィー収入は14億400万円(同5.8%増)、ITサービスは3億500万円(同15.2%増)を記録。加盟金は、下期に加盟店舗数が増加する傾向にあるため、当期では8,200万円(同8.7%減)、手数料は2,600万円(同14.3%減)となった。

 6日開催した決算説明会において、同社代表取締役社長の猪熊茂男氏は今後の方針を発表。2017年度までに1,000店舗を目指す他、売買・賃貸両方を取り扱う不動産仲介フランチャイズとして、引き続き店舗数No.1を維持していくとし、「センチュリー21は地域密着が強み。さらに加盟店を増加させるために、全国でのセミナー開催に注力していく」とした。

 通期については営業収益36億9,800万円(同3.5%増)、営業利益11億2,400万円(同2.4%増)、経常利益11億9,200万円(同2.5%増)、当期純利益7億6,900万円(同5.1%増)を見込んでいる。


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