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小説家の林 真理子氏らを招きセミナー開催/FRK

480名が来場した「第10回FRK住まいと暮らしのセミナー」

 (一社)不動産流通経営協会(FRK)は8日、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)にて「第10回FRK住まいと暮らしのセミナー」を開催した。

 冒頭、同協会理事長の田中俊和氏が「日本は新築信仰が強いが、既存住宅にも、住みたいエリアに物件数が多いことや、新築に比べて安いなど、メリットはたくさんある。また、リフォームやリノベーションにより、理想の新しい暮らしも実現できる。既存住宅が身近な存在となるよう、魅力を伝えていきたい」と挨拶。

 第1部では、「家を買う前に考えたい、既存住宅&リノベーション」をテーマに、暮らしのジャーナリスト・ファイナンシャルプランナーの高橋洋子氏が講演。1年半空き家だった既存住宅を購入し、リノベーションした自宅の事例を挙げ、仲介会社やリフォーム会社の選び方、住宅ローン、助成金の活用法などについてアドバイスした。

 第2部は、小説家の林 真理子氏が「小説を書く時間」をテーマに特別講演を実施。知人のユニークな言動や家族とのやりとりを、いかにして小説に盛り込むかなど、自身が執筆した小説の裏話を披露した。

 セミナーには480名が詰めかけ、盛況となった。


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