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スチール家具の技術応用しメーターボックス扉を開発/野村不動産他

 野村不動産(株)は、紅忠スチール(株)、(株)稲葉製作所と共同で、マンション用のメーターボックス扉を開発した。

 メーターボックス扉は規格化されておらず、工程も多いことから施工期間が長い、コストがかかるという課題があった。今回開発したメーターボックスは、スチール家具の技術を応用し、これらの欠点を払しょくしたもの。

 物置やキャビネット等を製造する稲葉製作所のラインを使い大量生産し、施工工程も6段階から2段階へ減少。現場での塗装も必要なくなり、耐用年数も7~8年から10年へと延長される。コストは、従来品の3分の1~2分の1へ低減されるという。

 野村不動産は、同商品を賃貸マンション「プラウドフラット」へ順次導入する方針。


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