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被災度判定計「GAINET」、モバイル導入の最先端活用事例として表彰/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)はこのほど、(株)ミサワホーム研究所と共に開発した再度判定計「GAINET」が、MCPC award 2015の「モバイルテクノロジー賞」(ユーザー部門)を受賞したと発表した。

 MCPC award 2015とは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPD)が主催するもので、業務効率化、業績向上、先進的なモバイル活用などの成果を上げた事例を顕彰する。今回が13回目。

 「モバイルテクノジー賞」(ユーザー部門)は、モバイル、M2M/IoT導入において最先端技術を効果的に活用している事例に対して与えられる賞。「GAINET」は、住宅の基礎部に設置した地震・加速度センサーによって、地震の初期微動を検知。その住宅のリアルタイム進度・被災度を判定・表示し、住宅オーナーに注意を喚起する。測定データは「4G LTE」によりクラウドサーバーへ瞬時に集約し、緊急度に応じた迅速なサポートを可能にする。

 同社では、今回の受賞を契機に、「GAINET」のさらなる普及によりオーナーの安全・安心に貢献すると共に、収集・蓄積したデータを活用した新たなオーナーサポート体制の構築や付加価値の高いサービス提供につなげていく考え。


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