(公社)日本不動産鑑定士協会連合会はこのほど、「第32回不動産鑑定シンポジウム」を「ホテル日航金沢」(石川県金沢市)にて開催した。
訪日外国人旅行客(インバウンド)の拡大を背景に、今回は事業用不動産の中でホテルにスポットを当て、不動産鑑定士としてどう評価に取り組むのかを検討した。
講師として森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)代表取締役社長、森トラスト(株)専務取締役の伊達 美和子氏を招き、「最新のホテルマーケットと森トラストのホテルズ&リゾーツ事業」をテーマに基調講演を行なった。
パネルディスカッションでは、ホテルの経営基準、運営指標および鑑定評価手法(ホテル評価の精緻化)について、(一財)日本不動産研究所の干場浩平氏をコーディネーターに、(公社)石川県不動産鑑定士協会会長の堀江寿郎氏、ホテル日航金沢・常務取締役総支配人の呉服弘晶氏、(株)日本ホテルアプレイザルの北村剛史氏がパネリストとして参加し、意見を交わした。