パナホーム（株）は1日、マレーシアにおける建築請負を目的とした連結子会社「パナホーム MKH マレーシア（株）」の設立に関する合意書を、マレーシアの大手ディベロッパーMKH（株）と締結した。
MKH社は、1979年にマレーシアでの不動産開発事業を開始。現在までに、累計約3万5,000戸以上の戸建住宅や商業施設、産業用施設を供給している。
今回の新会社は、パナホームの現地子会社・パナホームマレーシア（株）が51％、MKH社の子会社・kajang Resources Corporation（株）が49％出資し、12月下旬に設立予定。MKH社が取り組む複数の住宅やマンション開発の建築を請け負っていく見込み。
MKH社が持つ不動産開発事業のノウハウと、パナホームが保有する技術や建設ノウハウ等を融合させ、マレーシアにおける住まいの課題解決に取り組んでいく。また、事業推進にあたり、新規案件向けに住空間価値を実感できる複数のショールーム開設も検討中。
パナホームは、2018年度に海外事業で500億円、うちマレーシアでは150億円の売り上げを目標としている。